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2019年度三田図書館・情報学会研究大会研究発表

学士課程学生の研究論文誌に対する大学図書館の支援:北米の事例から

新見槙子 (東京大学附属図書館)

発表要旨

本研究の目的は,学士課程学生が執筆した研究論文を掲載する雑誌(undergraduate research journal)に対して大学図書館が行っている支援を調査し,その特徴を整理することである。調査方法は文献調査とし,北米の事例を取り扱った文献を中心に調査した。まず,1)学士課程学生の研究論文誌を取り上げた文献等から,学士課程学生の研究論文誌の概要を整理した。次に,2)大学図書館における事例を報告した文献等から,大学図書館で行われている学士課程学生の研究論文誌を支援するためのサービス内容を整理した。その結果,1)多様な分野において学士課程学生の研究論文誌が存在すること,論文執筆だけでなく雑誌の運営にも学生が関与する場合があること,2)大学図書館による支援としては,雑誌刊行のためのプラットフォーム提供が行われている場合,雑誌立ち上げ時の支援や運営自体にも関与している場合があること等が分かった。